手紙60

四月八日、緑台高校の入学式を迎えることが出来ました。

〇〇の小学五年生の秋に、歩未塾に入塾し、あっという間に五年が過ぎました。 ずっと、あんなにややこしい〇〇に、安代先生が寄り添ってくれたお陰で、私も〇〇に向き合う事が出来たような気がします。

何がなんだかわからない中学校生活が始まり、そんな時、安代先生に〇〇の持病の事をお話しした時「それは、絶対に体育の先生を捕まえて、直接、話した方がいい!」と言って頂いたこと、本当に感謝しかありません。安代先生に出会ってなければ、何もわからず担任の先生にお話しだけし、私自身が安心し、きっと、担任の先生もそのままにしていたと思います。安代先生のお陰で、体育の先生も〇〇を気にかけてくれ、私に直接、電話をくれ、私の 一番心配だった体育の授業にも安心していました。

そして中学校の体育の先生から、緑台高校の方にも、伝えてくれていたようで、入学式の何日か前に、緑台高校のクラス担任の先生から「生徒達はまだ知りませんが、担任の…です。」と電話まで頂きました。

勉強や部活、それに体力がお友達についていけるのか心配はかりで。そんな時も困りごとがあれば安代先生に相談させてもらい、そんな時いつも「〇〇ちゃんは、大丈夫!何も心配する事はないです!」いつも、そういってくれ、私まで励ましてもらいました。〇〇が落ち込んだ時にも、安代先生の励ましや、上手く調子に乗せて、やる気をよみがえらせてもらうことや。色々ありましたね。きっと、〇〇も私に話せない事も、安代先生には話せていたようです。安代先生には勉強ばかりでなく、たくさんの愛情で、〇〇も、笑顔(時々、泣いたり、怒ったり)で元気に、塾、学校、部活、と最後までやりとげることが出来ました。歩未塾は〇〇にとって、きっと「こころのふるさと」みたいな場所だと思います。 

この先、人生色んな大変な事が〇〇にもあると思います。 そんな時、歩未塾での、面白かった事、楽しかった事、もちろん嫌な事もあったと思いますが、何より皆で頑張った事を思い出しながら、笑顔を忘れず乗り越えていって欲しいです。 安代先生、本当にお世話になり、ありがとうございました。 感謝の気持ちしかありません。  

春休みの間、バタバタとしていて、歩未塾を卒塾したんだ。とか、あまり実感がなかったの ですが、今頃になって寂しさがこみあげてきます。

安代先生、くれぐれもお体ご自愛下さい。

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