中2の数学は
連立方程式に入りました。
まずは加減法からです。
連立方程式の加減法といえば
消去算の解き方と同じです。
ですから導入は
りんご・みかん・・・と
易しく感じさせるようにします。
例題に
2x + 4y = 10
2x + y = 4
とありましたので
x をりんご、y をみかんに
置き換えて・・・
りんご2個とみかん4個で10万円です。
りんご2個とみかん1個で4万円です。
〜万円・・・
ここで笑いをとります!
リンゴを〇、みかんを△ とすると
〇〇 + △△△△ = 10 ・・・①
〇〇 + △ = 4 ・・・②
多項式と多項式の加法・減法を
少し前にやりましたので
①式 ー ②式 はできます。
① ー ② をすると
〇が消去できます。
(〇〇+△△△△)ー(〇〇+△)=10ー4
△△△ = 6
△ = 2 (ミカンは2万円)
△=2 を ②式に代入して
〇〇 + 2 = 4
〇〇 = 4ー2
〇〇 = 2
〇 = 1 (リンゴは1万円)
次は
足したり引いたりしても
1つの文字を消去できない場合です。
どちらかの式を何倍かして
1つの文字の係数の絶対値をそろえるのです。
そして次は 代入法。
さらに分数や小数、かっこのある式などを
学習します。
その後は
個数と代金の問題、
速さ・時間・道のりの問題、
定価の〜%引きなどの割合の問題、
食塩水の濃度の問題、
比を利用して解く問題
などを学習します。
連立方程式は解けても
連立方程式を利用して文章題を解くことは
できる生徒さん・できない生徒さん
に分かれてしまいます。
幼児期・小学校低学年の時期に
どれだけ刺激を与えたかによって
その違いが出るのかもしれません。
できるだけ理解してもらえるように
頑張ります!!