一生懸命と一所懸命

私はいつも

「一生懸命」ではなく

「一所懸命」と書いています。

 

もちろん子どもの頃は

「一生懸命」と書いていました。

それしか知らなかったからです。

 

大人になって

いろいろなことを学んだり

いろいろなことを経験したりすると

なるほど、そうだったのか・・・

と思うことはよくありますね。

 

「一生懸命」と「一所懸命」を

私の電子辞書の広辞苑で調べてみます。

 

「一生懸命」

イッショケンメイ(一所懸命)の転。

 

「一所懸命」

①賜った1カ所の領地を生命にかけて

生活の頼みとすること。

またその領地。

太平記「一所懸命の地を没収せらる」

②物事を命がけですること。

必死。一生懸命。

「試験を控えて一所懸命に勉強する」

 

「一生懸命」は

「一所懸命」が変化したもの。

 

もともとは

「一所懸命」だったということですね。

 

辞書によっては

「一生懸命」は「一所懸命」の誤り・・・

と表記されているものもあるようです。

つまり「一生懸命」は間違いだということです。

 

でも現在では

「一生懸命」の方が

よく使われていますよね。

 

ですから

「一所懸命」を

間違っていると思う方も

いらっしゃると思います。

 

娘が小学生の時

「一所懸命」と書いて

学校の先生に × をつけられました(^_^;)

 

娘は

先生は「一所懸命」をご存じないんだな・・・

と思って特に釈明はしなかったようです。

 

日本語は奥が深いですね♪

 

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